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医療法人社団博美会が5月6日破産

神奈川クリニック眼科を運営する医療法人社団博美会(東京都新宿区、山子大助理事長)は5月6日、東京地裁に破産手続きの開始を申請し、同日付で開始決定を受けました。

以下は帝国データバンクによる大型倒産情報から引用。

TDB企業コード:981239523
「東京」 医療法人社団博美会(資産総額8億367万8726円、新宿区西新宿6-5-1、理事長山子大助氏<ヤマゴ・ダイスケ>)は、5月 6日に東京地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は尾崎純理弁護士(東京都千代田区二番町9-8、電話03-3265-6071)。

 当社は、1982年(昭和57年)1月創業、96年(平成8年)8月に法人改組。神奈川クリニックグループの中核法人で、美容外科「神奈川クリニック」を中心に事業を拡大、その後、「神奈川クリニック眼科」を東京、大阪、名古屋で開院、医療用レーザーによる視力回復手術「レーシック」事業に参入したことで業容を順調に拡大させ、2008年7月期には年収入高約116億7100万円を計上していた。

 その一方で、レーシック事業への先行投資が負担となり、2005年7月期には債務超過に転落、その後2008年7月期には債務超過を解消したものの、美容整形部門における競争激化などから2009年7月期までにクリニックの閉鎖を進め、2009年4月時点のクリニック数は14ヵ所にまで縮小していた。その後、美容外科クリニックに関しては別法人に事業譲渡し、直近では眼科事業のみでの営業となっていた。

 その間、2009年2月に「銀座眼科」(東京都中央区)でレーシック手術を受けた患者639人の約1割に当たる67人が感染性角膜炎などを発症していたことが発覚、同手術の安全性が注目された。加えて、8月にはレーシック業界最大手の「品川クリニック」とともに、公正取引委員会より料金表示について景品表示法の規定に違反する恐れがあるとして、誤認するような表示を行わないよう警告を受けるなど、経営環境が悪化していた。

 また、2009年7月にはクリニックの広告宣伝を手がけていたグループ会社の(株)サザンウインド・インターナショナル(資本金1000万円、同所、代表藤井眞美子氏)に対して、広告関係の業者によってドメイン名の仮差押がなされるなど、取引業者との支払に関するトラブルが表面化していた。

 なお、眼科事業に関しては医療法人社団稜歩会(兵庫県神戸市)に譲渡する予定としている。

 負債は約68億円。

リンクはこちらから → レーシック「神奈川クリニック眼科」など運営 医療法人社団博美会 破産手続き開始決定受ける 負債68億円
(このリンク先はページがなくなりました)

神奈川クリニック眼科のレーシック事業は、神戸クリニックに譲渡され、引き続き運営されます。

そのため、神奈川クリニック眼科で手術を受けた方の定期検診やアフターサポートは、神戸クリニックによって行われます。

以下は神奈川クリニック眼科より、破産手続き開始のお知らせ。

平成22年5月7日

医療法人社団博美会神奈川クリニック眼科患者の皆さま

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊医療法人「医療法人社団博美会」は、神奈川クリニックとして日頃より皆さまに大変ご愛顧頂いて参りましたが、諸般の事情により、眼科事業を「医療法人社団稜歩会」(神戸クリニック)へと承継するため、平成22年5月6日、東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行い、同日、破産手続開始決定が下されました。

そして同日、弊医療法人の眼科事業を「医療法人社団稜歩会」に事業譲渡し、今後は「医療法人社団稜歩会」として眼科事業を継続していく運びとなりました。

皆さまもご承知おきのことかもしれませんが、昨年2月に発生した他クリニックでの感染症問題を発端に、レーシック医療全般に対する不信感が社会的問題となり、以降、弊医療法人の経営にも厳しい影響を与えて参りました。

弊医療法人も、経営建て直しを図るべく、誠心誠意尽力して参りましたが、企業努力だけでは解決できず、採算が悪化し、資金繰りも限界に達しました。患者さまに対する今後の医療行為の適正な継続を考慮し、残念ながら事業継続を断念し、「医療法人社団稜歩会」に事業を譲渡する決断をいたしました。

誠に勝手極まりなく、また不本意ではございますが、熟慮に熟慮を重ねた結果、本件申立てに至った次第でございます。

患者様におかれましては、突然のことで大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫びさせていただくとともに、弊医療法人の事情をご斟酌いただき、何卒御容赦頂きますよう心からお願い申し上げます。

尚、今後は、医療法人社団稜歩会が引き続きレーシック事業を継続いたします。定期検査(レーシック手術後の1日後、1週間後、1ヶ月後)は医療法人社団稜歩会が引き続き無償で行い、保証期間内のアフターケアについても弊医療法人における保証条件と同一条件にて行わせていただく所存であります。

患者さまに対しては、いささかのご迷惑をかけることのなきよう心がけて参りますのでよろしくご理解のほどお願いいたします。

患者さまに対しては、従来にもまして質の高いレーシック医療を継続していきますのでよろしくご理解され、ご利用いただきますようお願いいたします。

今後とも末長く倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。

敬具
              
医療法人社団 博美会(神奈川クリニック眼科)
理事長  山子 大助

(2011/12/02 追記)

2011年12月1日、神戸クリニックと神奈川アイクリニックは統合され、
神戸神奈川アイクリニックとして一つになりました。

神戸クリニックと神奈川アイクリニックが統合

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